人もストレスを抱えると健康上問題が起きます。鰻に限らず様々に生き物も人と同様ストレスを抱えると病気になったり、発育に問題が発生します。私どもは、鰻が住みやすい環境のお手伝いをしているイメージでおります。そのひとつが水へのこだわりと他社がやらない一日5回の水質検査です。池一つに約30,000尾いますので、水質検査を基にきれいな池へと移動させていきます。この繰り返しをすることで脂が乗り、また臭みがない肉厚の鰻に育ってくれます。
うなぎの餌食いや泳ぎ方、池から発信される色・臭いを人間の五感と機械の数値でチェック。
夜間に異常が発信されたらブザーで知らせてくれ、いつでも対処できるように人が常駐しております。
鹿児島県大隅半島は、うなぎの宝庫と言われておりますが、今では多くの生産者がこの楠田式を採用してうなぎの成長にかかせないものとなっております。
私たちは、そのイメージを払拭するために完全養殖に取り組み稚魚から育てております。
火山灰など火山噴出物が積み重なってできた台地であるシラス台地の恵みを最大限に活かし、地下70mから汲みだした地下水を使用して泥臭みを取り除いております。
又、池の水質検査は毎日5回決まった時間帯で検査をし、うなぎの成長を知る上でも毎日記録し水質とうなぎの健康を観察しております。それだけに水は命です。
美味しいうなぎを育てる上で人が怠けたらいけません。おかげ様で、わたしどもの毎日の頑張りに鰻も応えてくれております。
うなぎと共に生活。自然に感謝 !!
餌は作り置きせず毎回与える前に餌練り機で餅状になるまで練り、毎日給餌の時間に合わせて新鮮なものを与えております。
それぞれの池に餌をやりながら、鰻が発する体調のサインを見逃すことがないように観察し食いつきが悪い場合はその日の状態を記録して翌日の量などの調整をしております。
毎日の記録が、安定した成長へと繋がりますのでデーダーは、とても重要なものです。稚魚から育てているので、給餌の時間も体内時計のように刻みこまれており、
時間帯になると自然と鰻が集まる姿はとても可愛いものがあります。
約40%の割合で鹿児島県産が全国のお店へ出荷されており、なかでも大隅半島のうなぎは人気が高く全国のうなぎ専門店より引き合いが多いです。
うなぎ専門店で良くお召し上がっていただいているのは、ひょっとして鹿児島県産かもしれません。
シラスウナギの不漁・輸送コストや物価高などで、うなぎの価格も値上がりとなり、皆様へのご負担も多くなるところではありますが、
私ども楠田淡水はあらゆるところに最大限コストを抑える努力をしております。
但し 美味しいうなぎをお届けするためには、従来の工程をカットすることはできません。
焼き上がり後は、1尾ずつ丁寧に手詰めして鰻の美味しさを閉じ込めるため、真空冷凍パックをして発送しております。
【1位】
うなぎ蒲焼(無頭)
内容量 約149g×2本