鹿児島県喜界島出身の平 邦範さんが黒豚に出会ったのは30数年前、当時埼玉で飲食業を営んでいた平さんは奄美のスローフードでもある『豚みそ』を食べたいと同郷のお年寄りに言われたのがきっかけで、本物の黒豚を探し、霧島の生産者に出会いました。
その味にほれ込み、霧島の黒豚に魅力を感じて昭和63年に黒豚専門店の (有)霧島高原ロイヤルポークを設立。
当初は黒豚の流通を中心としておりましたが、平成元年に霧島に移住。 その後、販売・飲食を手がける㈱フロンティア霧島を設立し、産直レストラン『黒豚の館』をオープンしました。
黒豚を通じて霧島を全国、世界へPRできるように農・商・工・観・そして、行政の方と一緒になってこれからも『本物・本流・霧島高原純粋黒豚』を紹介していきます。
バークシャー種純粋黒豚は体毛は黒色で、鼻凌、四本の足、尾の六ケ所に白斑があります。これは別名『六白』のパークと呼ばれ、美味しい黒豚の目印となっており外見上、最大の特徴です。
体質は強健で、飼料の利用性に優れているものの、大型種に比べると産子数や発育がやや劣っています。
肉質は、筋繊維が細かく柔らかいうえ、光沢と弾力に富み、保水性が高く肉が良くしまっています。
脂肪の融ける温度が高く、べとつかず、さっぱりしていて、豚肉特有の臭みがありません。
旨みを引き出すアミノ酸の含有量が多いため、美味しく、黒豚特有の小味があり、高級豚肉として全国的に高い評価を得ております。